塾長のブログ - 受験コースに関して


僕は過去5年間にわたりプロ家庭教師をやってきました。
そんな中で、生徒さんの要望でよく見受けられるのが、
いわゆる

「塾の補習」

です。
これは、すでに大手・中堅の塾に通っている生徒さんが、 塾だけでは十分な結果が出ていないなどの理由で、家庭教師をつけるケースです。

たとえば、最近目立つのは、 近年躍進目覚ましいSA***((小学部)の生徒さんが補習を依頼してくる場合です。

よく知られているように、
SA***は反復練習を中心とするとてもよく練り上げられたカリキュラムを誇る、大手受験塾です。
僕自身、SA***のテキストやカリキュラムを補習で使わせていただいて、その完成度の高さにはいつも感心しています。

ところが一方で、かなりの生徒さんがSA***のカリキュラムについていくのに苦労している現実があるようです。

SA***のカリキュラムでは、
受験に必要な内容の通常の解説授業は5年生の終わりまでに一通り終わることになっています。
そのあとは問題演習のみを通じてひたすら反復を繰り返します。

そのため、5年生の段階で理解不足があると、6年生になってから伸び悩む生徒さんが出てきます。

同様の理由で中途入塾の生徒さんはとくについていくのに苦労する可能性が高いといえます。

また、カリキュラムがややタイト過ぎるきらいがあり、
いったん行き詰まると修復の時間さえ取れなくなりがちのように見受けられます。

例としてSA***を挙げさせていただきましたが、
ほかの大手の塾でも(また、就学生・高校生でも)
似たような問題を抱えている生徒さんはたくさんいらっしゃると思います。

じつはその場合、個人指導を挟むと問題が解決することが多いのです。
それにはいくつかの理由があります!

1)通っている塾のカリキュラムの外側に出ることにより、生徒さんが今一番必要なカリキュラムを別個に組むことができる。

2)第三者のほうがその塾のカリキュラムを客観的に分析し、生徒さんのニーズに適切に答えられることが多い(といってももちろん指導に当たる講師の能力にもよりますが)

3)最近はやりの塾に併設されている個人指導には講師の質の管理に問題があることが多い。

などなどです。

これらは僕自身の限られた経験と知識に基づくものなのでどれだけ一般化できるかはわかりません(笑)
少なくとも家庭教師センターなどの人々に聞いてもかなり当てはまる話だと思います。

すでに塾に通っているみなさんも、いちど自分の学習状況を見つめなおして、
今一番自分にとって何が必要なのか考えてみてはいかがでしょうか?

その結果塾だけでは十分でないという結論が出ることもあるでしょう。
その時はぜひ「個人指導による補習」という選択肢を考えてみてください!

畑中個人指導塾ですでに大手ないし中堅の塾に通っている生徒さんに対応する指導にも自信があります


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