塾長のブログ - 留学について


さて、そうしてミシガン大学に留学することが決まったわけですが、
9月から学期が始まる直前の夏休み中に、約一カ月の英語の研修を受けることが義務づけられました
(義務づけられなくても希望すれば参加できます)。

これは、大学のELI(English Language Institute)が行う研修で、
ここでは外国語として英語を学ぶ学生を対象とした様々なクラスが一年を通じてオファーされています。

夏休みに研修を受けた学生は研修終了時にテストを受け、
その結果に基づいてその後学期中にも英語のクラスをとることを義務付けられる場合もあります。

クラスには日本をはじめ、韓国・台湾・スペイン・ベネズエラ・プエルトリコからの留学生がいました。
とはいえ、日本からの学生、とりわけ企業派遣のビジネススクール留学生が半分以上を占めていました。
僕のようなアカデミック分野での留学生は、同じ経済学畑の日本人がほかに3人しかいませんでした。

授業は、文法・ボキャブラリー、スピーキング・リーディング・ライティングのすべての分野にわたるもので、
日本の英会話教室のように楽しく和気あいあいとした雰囲気のクラスでした。

研修の最後のテストは、Interview(面接)形式のスピーキングテストで、僕は無事合格することができ、
学期中のクラスは義務づけられませんでした。

この研修に参加する最大のメリットは、
個人的には9月からの学期が始まる前に現地の生活に慣れることができた点でしたね。

英語のクラス自体は、短期間だったのでブラッシュアップにはなったものの、
それ以上の効果はなかったように思います。

それよりも現地の人
(空港からのタクシーの運転手、大学の寮で一緒だった学生達、店員さんなど)
とやり取りをすることのほうが、
英語力アップにははるかに重要でした。

また、日本人の学生が多かったことは、英語環境上はたしかにプラスではなかったのですが、
情報収集などの面で留学時の不安を取り除く意味では大きな助けになったと思っています。


Copyright(c) 2010-2015 横浜市中区(JR根岸線山手駅~徒歩6分) 畑中個人指導塾 All Rights Reserved.
Design by http://f-tpl.com
inserted by FC2 system