塾長のブログ - 留学について


前回の留学ブログで、経済学博士課程における英語についてお話ししましたので、
次に社会学博士課程での僕の英語体験をお話したいと思います。

まず、カリフォルニア大学に移る以前の出来事から始めるのがよいかもしれません

経済学をやめるに至った経緯については、この記事には直接関係がないので割愛しますが、
実は経済学をやめることは、ミシガン大の一年目の終わったときに7割方決定していました。

そこで、2年目からは経済学以外の科目のコースを取り始め、
他の専攻分野の大学院にapplyする準備を開始しました。

とはいえ、どの専攻分野に移るのかはっきりと決めていなかったので、
心理学・哲学・社会学の学部のコースをいくつか取ってみて、その結果社会学に決めたのです。

なぜ社会学になったのか、
それも興味のある方のリクエストがあればいずれ書くこともあるかもしれません(笑)

ともかく、この時期僕は、心理学・哲学・社会学といった、かなり”non-technical”な分野の、
しかも学部のクラスを取ることになったわけです。

当然のことながら、これらのクラスでは、
要求される英語のレベルがlistening, reading, writing,speakingのすべてにわたってハイレベルで、
今思えばこれが僕の英語力の"take-off"を可能にしてくれたような気がします。

受講したコースのいくつかは学部の入門コースで、教授の講義が週2と多く、
加えてTA(teaching assisitant)によるセッションが週数回ある場合もあり、
とにかく時間数が多い。

また、学部学生のディスカッションに初めて実際に参加する機会となったことも大きかったです。
今でこそ日本でもマイケル・サンデルの講義などに触れる機会もあるわけですが、
当時の僕にとっては全く新しい経験でしたね。

このような英語体験をしたおかげで、
カリフォルニア大学大学院に移った時、スムーズに大学院の授業に入っていくことができたのです。

これから英米圏への留学をお考えの皆さんも、
こういったacademic Englishのスキルをある程度習得してから留学するといいですよ!!

とはいえ、かくいう僕も初めの留学前にはまったく出来ておらず、
ここで述べてきたようなかなり変則的なかたちで習得する機会を得たにすぎないので、あまり大きなことは言えませんが(笑)

次回、カリフォルニア大学社会学大学院での僕の英語遍歴についてお話しする予定です。


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